シンプルな1個の四分音符がいちばんムズい
約10年ぶりにトランペット演奏を再開すると同時にBrio Brass Bandに入団しておよそ1年半。
気が付けば楽器は2本増えて方々で吹くようになったり、学生指揮時代の記憶を掘り起こしながら団内練習でタクトを振ってみたりと、しばらく音楽とは無縁だった生活が一気に音楽一色に染まってきました。
多忙を極めてしまうのが玉に瑕ですが、自分の演奏に還元することを目的に色々経験してみるのはなかなか良いものです。
Brioでのトランペット演奏に加え、他所での演奏経験を通じて新しい吹き方を覚えたり、指揮を通じて楽曲への理解を深め、自身の奏法にも調整を加えてみたり、他人の演奏を改善するための具体的な練習方法を調べ、あるいは考案して自分の練習にも持ち込んでみたり…。おかげで直近1年では、ブランク分のリハビリだけでなく、演奏技術の底上げも少しだけできたかなと実感しています。
個人的に、最近は吹奏楽らしいトランペットの演奏と、管弦楽らしいトランペットの演奏との違いを出すには、というテーマで練習をしています。特に今回のメインである「新世界より」では、ドヴォルザークの重厚感を表現すべくロータリートランペットも使って練習を進めていますが、単に楽器を変えただけではどうも足りないようで。簡単な音符1つ取っても、音の立ち上げ・切り方、コアのボリューム感、シラブル、息のスピード・量のバランス、音色の明暗などなど、徹底的に最適化しないと、悪い意味で吹奏楽っぽい音になってしまうのが悩みどころです。
逆に「アルメニアンダンス」で管弦楽寄りの吹き方を意識しすぎると、軽快さが失われて重苦しくなってしまうことも……。
3月15日(日)の本番もだんだん近づいてきたところ、吹奏楽・管弦楽双方の名曲揃いとなる貴重な機会ですので、それぞれの吹き方を徹底的に磨き上げていきたいですね。
以上 トランペットパートからお届けしました!



